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アイヌぶんかしんこうほう【アイヌ文化振興法】

1997(平成(へいせい9)年に成立(せいりつした法律(ほうりつで,法的(ほうてきにアイヌ民族(みんぞくを日本の少数民族(みんぞくとしてみとめたもの。正式には「アイヌ文化の振興並(しんこうならびにアイヌの伝統(でんとう等に(かんする知識(ちしき普及及(ふきゅうおよ啓発(けいはつに関する法律(ほうりつ」という。この法律(ほうりつは,一時は絶滅(ぜつめつが心配されていたアイヌ民族(みんぞくの言語と文化の保存(ほぞん復興(ふっこうのために,有意義(ゆういぎ役割(やくわりをはたすものと期待されている。しかし,文化の振興(しんこうに重点がおかれ,先住民族(せんじゅうみんぞくとしての権利(けんりや生活保障(ほしょうについてふれられていないことなど課題(かだいがのこっている。

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