*アカトンボ【<赤蜻蛉>】 トンボ目(もく) トンボ科(か) アカネ属(ぞく)のトンボの総称(そうしょう)で,大部分が成熟(せいじゅく)すると体が赤くなるので,この名がある。日本には約(やく)20種(しゅ)が分布(ぶんぷ)する。このなかでふつうに見られるのは,ナツアカネとアキアカネである。山地や寒地にはムツアカネ,関西(かんさい)地方にはアカネ属(ぞく)のナニワトンボやマダラナニワトンボがいるが,これらは赤くならない。◇体の赤いショウジョウトンボ・ハッチョウトンボ・ウスバキトンボの雄(おす)などは,アカネ属(ぞく)ではないがアカトンボとよばれる。