あきづきのらん【秋月の乱】 明治(めいじ)時代の初期(しょき),政府(せいふ)に対して福岡(ふくおか)県の不平(ふへい)士族(しぞく)がおこした反乱(はんらん)。1876(明治(めいじ)9)年,宮崎車之助(みやざきしゃのすけ)ら旧秋月藩士(きゅうあきづきはんし)200余(よ)名(400余(よ)名ともいわれる)が,熊本(くまもと)の神風連(しんぷうれん)の乱(らん),山口(やまぐち)の萩(はぎ)の乱(らん)に呼応(こおう)して,征韓論(せいかんろん)の実行,国力の拡張(かくちょう)をとなえて挙兵(きょへい)したが,小倉鎮台兵(こくらちんだいへい)の出動でまもなく鎮圧(ちんあつ)された。