あくしゅうこうがい【悪臭公害】 悪臭物質(あくしゅうぶっしつ)の排出(はいしゅつ)によって発生する公害(こうがい)。公害対策基本法(こうがいたいさくきほんほう)において,大気汚染(おせん)・水質汚濁(すいしつおだく)・土壌汚染(どじょうおせん)・騒音(そうおん)・振動(しんどう)・地盤沈下(じばんちんか)とともに,悪臭(あくしゅう)が典型的(てんけいてき)な公害(こうがい)として示されている。1971(昭和46)年に悪臭防止法(あくしゅうぼうしほう)も施行(しこう)され,アンモニア・メチルカプタンなどの物質(ぶっしつ)が政令(せいれい)で悪臭物質(あくしゅうぶっしつ)に指定されている。