アクバルたいてい【アクバル大帝】 (1542〜1605)インド,ムガル帝国(ていこく)の第3代の皇帝(こうてい)(在位(ざいい)1555〜1605)。北インドを中心に大帝国(ていこく)をきずいた。13歳(さい)で即位(そくい)し,40年にわたる在位(ざいい)期間のほとんどを征服戦争(せいふくせんそう)ですごした。自身はイスラム教(きょう)徒(と)であったが,ヒンドゥー教(きょう)徒(と)の王女と結婚(けっこん)するなど,宗教(しゅうきょう)や民族(みんぞく)のちがいによる対立をなくそうとつとめた。