あしかがよしのり【足利義教】 (1394〜1441)室町幕府(むろまちばくふ)の第(だい)6代(だい)将軍(しょうぐん)(在職(ざいしょく)1429〜1441)。3代将軍(だいしょうぐん)足利義満(あしかがよしみつ)の4男(なん)として生(う)まれ,幼少時(ようしょうじ)に出家(しゅっけ)して僧(そう)となった。兄(あに)の足利義持(あしかがよしもち)が死(し)ぬとくじ引(び)きで後継者(こうけいしゃ)に選(えら)ばれ,僧籍(そうせき)を捨(す)てて1429年に将軍(しょうぐん)となった。就任後(しゅうにんご)しばらくは合議(ごうぎ)(話(はな)し合(あ)い)による政治(せいじ)を行(おこな)ったが,しだいに専制政治(せんせいせいじ)を行(おこな)うようになった。1441年の嘉吉(かきつ)の乱(らん)で暗殺(あんさつ)された。