*あすかちほう【飛鳥地方】 奈良盆地(ならぼんち)の南部,大和(やまと)三山にかこまれた飛鳥(あすか)川中流一帯(いったい)の地域(ちいき)。推古天皇(すいこてんのう)から元明天皇(げんめいてんのう)にいたる約(やく)1世紀(せいき)の間(592〜710年),歴代(れきだい)の皇居(こうきょ)がおかれ,仏教(ぶっきょう)文化がさかえた。コーチ 皇居跡(こうきょあと)・御陵(ごりょう)のほか,飛鳥寺(あすかでら)・橘寺(たちばなでら)・石舞台古墳(いしぶたいこふん)・高松塚古墳(たかまつづかこふん)などの史跡(しせき)が多く,古都保存(ことほぞん)地区に指定されている。