あすかでら【飛鳥寺】 6世紀末(せいきまつ),蘇我馬子(そがのうまこ)が蘇我氏(そがし)の氏寺(うじでら)として奈良盆地(ならぼんち)の飛鳥(あすか)に建立(こんりゅう)した寺院。現在(げんざい),その規模(きぼ)と遺品(いひん)が確認(かくにん)される日本最古(さいこ)の寺。法興寺(ほうこうじ)ともいい,のち平城京(へいじょうきょう)にうつって元興寺(がんごうじ)となる。コーチ 現在(げんざい),同地の安居院(あんごいん)にのこる本尊(ほんぞん)の飛鳥大仏(あすかだいぶつ)(鞍作鳥(くらつくりのとり)の作)は日本最古(さいこ)の仏像(ぶつぞう)だが,額(ひたい)の一部をのぞき,ほとんどが後世の修理(しゅうり)によるもの。