*あづちじょう【安土城】 織田信長(おだのぶなが)が,天下統一(てんかとういつ)の拠点(きょてん)として近江(おうみ)(滋賀(しが)県)の安土(あづち)にきずいた城(しろ)。1576年,信長(のぶなが)は岐阜(ぎふ)から琵琶湖(びわこ)東岸の安土(あづち)に本拠(ほんきょ)をうつし,城下町(じょうかまち)をつくって商人を集め,楽市(らくいち)・楽座(らくざ)の制(せい)をしいて自由に取引きできるようにした。本能寺(ほんのうじ)の変(へん)のさいに明智光秀(あけちみつひで)に接収(せっしゅう)され,これを攻(せ)めた織田信雄(おだのぶかつ)(信長(のぶなが)の子)によって焼(や)かれた。◇城跡(じょうせき)は特別史跡(とくべつしせき)。 交通 JR安土駅下車(あづちえきげしゃ),徒歩(とほ)20分。