アトサヌプリ 北海道(ほっかいどう)の東部,屈斜路(くっしゃろ)湖の東岸にある火山。標高(ひょうこう)512m。屈斜路(くっしゃろ)カルデラ内にできた火山で,この火山にもカルデラがあり,その中に8つの溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)がある。これらは2000〜3000年前にできたもので,その1つである硫黄(いおう)山には噴気孔(ふんきこう)がたくさんあり,硫黄(いおう)をふくむガスを噴出(ふんしゅつ)している。◇アイヌ語で「裸(はだか)の山」の意。別名(べつめい),硫黄(いおう)山ともいう。