Automated Meteorological Data Acquisition System(地域気象観測システム)の略称。局地的な気象を観測し,集中豪雨・豪雪・突風などの発生を監視するシステム。全国約1300か所(気象台・測候所をふくむ)にロボット気象計を設置して降水量を自動観測し、10分おきにデータを公表している。1300か所のうち約20km間隔の約840か所では、気温、風向・風速、湿度も観測。また豪雪地帯の約330か所では積雪の深さも測っている。これらのデータは地域気象観測センター(東京・大手町)に集められ、コンピュータで自動的に編集・統計処理されたのち、ただちに気象庁のウェブサイトや報道機関などに配信される。以前は日照時間についても日照計による観測・公表が行われていたが、2021年3月に実際の観測は終了し、気象衛星による観測データを用いた推計値の公表に変更となった。
コーチ
国内のきめ
細かな
気象情報を、ただちにインターネット・テレビ・ラジオを
通じて
入手できる、
世界にほこる
観測システムである。