あめのもりほうしゅう【雨森芳洲】 (1668〜1755)江戸(えど)時代中期の儒学(じゅがく)者。近江(おうみ)国(滋賀(しが)県)の生まれ。江戸(えど)で木下順庵(きのしたじゅんあん)に学び,新井白石(あらいはくせき)とならぶ同門の秀才(しゅうさい)として知られた。順庵(じゅんあん)の推(すい)せんで対馬藩(つしまはん)(長崎(ながさき)県)に仕え,藩(はん)の学問をさかんにし,朝鮮(ちょうせん)語・中国語のすぐれた力をいかして,同藩(どうはん)の任務(にんむ)とされた朝鮮(ちょうせん)との外交に大きな役割(やくわり)をはたした。