アライグマ 水辺(みずべ)の森林やしげみにすむ動物。夜,岸辺(きしべ)に出て,カエル・魚・貝類(るい)をあさる。雑食性(ざっしょくせい)で,果実(かじつ)・木の実・鳥の卵(たまご)・小動物なども食べ,トウモロコシ畑をあらすこともある。巣(す)は木のほらにつくることが多く,木登りがたいへんうまい。アライグマが食物を水中につけて食べる理由は野生のときの習性の名残(ご)りと思われるが,いろいろの説(せつ)がある。ペットとして飼(か)われていたものが逃(に)げだし,野生化した例(れい)が各地(かくち)で知られている。体長(たいちょう):42〜60cm。分布(ぶんぷ):カナダから南アメリカ北部。(哺乳類(ほにゅうるい) ネコ目 アライグマ科)