*あられ【<霰>】 雲からふってくる直径(ちょっけい)2〜5mmの氷の粒(つぶ)。大気の上層(じょうそう)から落下してきた雪に,下層(かそう)にある過冷却(かれいきゃく)の水滴(すいてき)(0℃以下(いか)でもこおらない水滴(すいてき))がついてできたものを雪あられといい,乳白(にゅうはく)色で,おすとすぐつぶれるくらいやわらかい。雪がふるときよりも地上の気温が高く,0℃前後のときに多く見られる。雪あられの表面がとけてふたたびこおり,かたい氷の粒(つぶ)となったものを氷あられといい,気温が0℃より高いとき,積乱雲(せきらんうん)からふってくる。