*アルデバラン おうし座(ざ)のα星(アルファせい)。実視等級(じっしとうきゅう)0.8等(とう)の赤色巨星(せきしょくきょせい)である。距離(きょり)は67光年(こうねん)。真冬(まふゆ)の空(そら)をかざる星(ほし)で,そのまわりには100個(こ)ほどの星(ほし)で構成(こうせい)されているヒアデス星団(せいだん)があるが,アルデバランはこの星団(せいだん)に属(ぞく)していない。ちょうど地球(ちきゅう)から同(おな)じ方向(ほうこう)に見(み)えるため,ヒアデス星団(せいだん)にふくまれるように見(み)える。◇アルデバランは,同(おな)じおうし座(ざ)にあるプレアデス星団(せいだん)の後(あと)に上(のぼ)ってくるので,「後(あと)を追(お)うもの」という意味(いみ)の名前(なまえ)がつけられた。また,冬(ふゆ)の大六角形(だいろっかくけい)(冬(ふゆ)のダイヤモンド)を形(かたち)づくる恒星(こうせい)の1つである。