旧ソ連南部,カフカス山脈の南に位置する山国。政体は共和制で,元首は大統領。首都エレバン。国土の大部分は山地で,南はイラン,トルコと国境を接する。麦類・ブドウ・綿花などが栽培され,地下資源も豊富。住民の大半はアルメニア人。紀元前1世紀,大アルメニア王国は最もさかえたが,その後,強国の支配がくり返された。1922年,ソ連邦の結成に参加,1991年にソ連邦より独立した。面積約3.0万km2,人口:309万。
国名の由来
住民の大半をしめるアルメニア人に由来。伝説では初代王国アラムの名によるものという。
国旗の由来
赤は独立のときに流された血の犠牲,青は国土と大空,オレンジは国民の勇気と団結を表す。