中生代ジュラ紀にさかえた肉食性の大型恐竜。全長約10mで,後ろ足がよく発達し,二足歩行性である。前足は小さいが,それでもティラノサウルスのものよりは大きく,指が3本ある。獲物をとらえたり引きさいたりするため,つめが強大である。口にはふちにぎざぎざのついた,ナイフのようなするどい歯が,やや後ろ向きに生えている。骨盤は強大に発達して,脊椎を両側からしっかりとはさみ,恥骨が下前方につき出して,下腹部の皮をつき上げるような形になっている。
コーチ
国立科学
博物館(
東京都
上野)には,アメリカ
合衆国・ユタ
州産の
骨格が組み立てられている。