*アンデスさんみゃく【アンデス山脈】 南アメリカの太平洋岸をほぼ南北にのびる山脈(さんみゃく)。全長8000kmにおよぶしゅう曲山脈(さんみゃく)で,北アメリカのロッキー山脈(さんみゃく)とともにコルジレラ山系(さんけい)とよばれる。最高峰(さいこうほう)アコンカグア山(6959m)をはじめ,6000mをこえる山が多い。北部・中部の高地は気候(きこう)がよいため,古くから先住民(せんじゅうみん)(インディオ)の生活の舞台(ぶたい)となり,インカ文明がさかえ,現在(げんざい)も都市が発達(はったつ)している。山岳(さんがく)部ではリャマ・アルパカの牧畜(ぼくちく)が行われる。銅(どう)・スズ・銀など鉱物資源(こうぶつしげん)が豊富(ほうふ)。コーチ 環(かん)太平洋造山帯(ぞうざんたい)の一部。