いえ【家<作品>】 島崎藤村(しまざきとうそん)の自伝的長編小説(じでんてきちょうへんしょうせつ)。1911(明治(めいじ)44)年刊(かん)。『破戒(はかい)』『春』につづく長編小説(ちょうへんしょうせつ)。新しい時代の波にもまれてほろんでゆく日本の古い「家」をえがいて,自然主義(しぜんしゅぎ)文学の傑作(けっさく)の1つとなった。