いさわじょう【胆沢城】 古代,陸奥(むつ)国胆沢(いさわ)(岩手(いわて)県奥州(おうしゅう)市水沢(みずさわ))におかれた城柵(じょうさく)。802年,坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)らがきずいたもので,朝廷(ちょうてい)の東北地方進出に抵抗(ていこう)する蝦夷(えみし)を制圧(せいあつ)する拠点(きょてん)とした。◇現在(げんざい),柱のあとなどの遺構(いこう)が発見され,史跡(しせき)に指定されている。