いちきくしきの【いちき串木野(鹿児島県の市)】 鹿児島(かごしま)県の西部にある漁業(ぎょぎょう)・鉱山(こうざん)都市。串木野(くしきの)港は県内3大漁港(ぎょこう)の1つで,古くからマグロはえ縄漁業(なわぎょぎょう)の根拠(こんきょ)地として知られているが,近海・沿岸漁業(えんがんぎょぎょう)もさかん。ここから水揚(あ)げされる魚でつけあげ(・・・・)やかまぼこ(・・・・)がつくられている。北部の串木野鉱山(くしきのこうざん)は江戸(えど)時代から開発された日本有数の金鉱山(こうざん)である。農村部ではタバコ・ミカンなどの栽培(さいばい)や畜産(ちくさん)がさかん。国の石油備蓄基地(びちくきち)もある。◇2005(平成(へいせい)17)年10月11日,串木野(くしきの)市・市来(いちき)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:3.1万。