いっしょけんめい【一所懸命】 鎌倉(かまくら)時代,先祖(せんぞ)代々の領地(りょうち)に生活と命をかけていた武士(ぶし)からうまれた言葉。鎌倉幕府(かまくらばくふ)がその領地(りょうち)をみとめ,手がらがあれば新しく領地(りょうち)をあたえたので,幕府(ばくふ)の御恩(ごおん)に対し,いざ鎌倉(かまくら)のときは命がけの働(はたら)きをしたことから,御恩(ごおん)・奉公(ほうこう)という言葉もうまれた。