いっぱんざいげん【一般財源】 国や地方自治体(じちたい)(地方公共団体(こうきょうだんたい))の税収(ぜいしゅう)のうち,歳入(さいにゅう)の段階(だんかい)でその使用する目的(もくてき)が特定(とくてい)されていない税収(ぜいしゅう)。地方自治体(じちたい)(地方公共団体(こうきょうだんたい))の場合,あらかじめ使用目的(もくてき)が特定(とくてい)されていないので,予算で地方自治体(じちたい)が自主的(じしゅてき)に使い道を決めることができる。ふつう,地方税(ぜい)や地方交付税(こうふぜい),地方譲与税(じょうよぜい)などをあわせたものを一般財源(いっぱんざいげん)とよぶ。◇一般財源(いっぱんざいげん)のうちの経常的(けいじょうてき)な収入(しゅうにゅう)をさす経常一般財源(けいじょういっぱんざいげん),特定財源(とくていざいげん)の振(ふ)り替(か)え分もふくむ広い意味の税(ぜい)など一般財源(いっぱんざいげん)というとらえ方もある。経常一般財源(けいじょういっぱんざいげん)は地方自治体(じちたい)の財政状況(ざいせいじょうきょう)の指標(しひょう)となる。⇒特定財源(とくていざいげん)