いびがわ【揖斐川(岐阜県の町)】 岐阜(ぎふ)県西部,伊吹(いぶき)山地を隔(へだ)てて,西は滋賀(しが)県,北は福井(ふくい)県に接(せっ)する町。揖斐(いび)川水系(すいけい)上・中流域(いき)をしめ,総面積(そうめんせき)の大部分が山林である。一部は揖斐関ケ原養老(いびせきがはらようろう)国定公園に属(ぞく)する。揖斐(いび)川沿(ぞ)いの一部で稲作(いなさく)のほか,茶・コンニャク・シイタケ・木材(もくざい)などを生産(せいさん)するほか,畜産(ちくさん)も行われる。大垣(おおがき)市から私鉄(してつ)が南部に通じる。町内に4つのダムがあり,なかでも徳山(とくやま)ダムの総貯水量(そうちょすいりょう)は国内最大(さいだい)。◇2005(平成(へいせい)17)年1月,谷汲(たにぐみ)・春日(かすが)・久瀬(くぜ)・藤橋(ふじはし)・坂内(さかうち)の5村と合併(がっぺい)。人口:2.3万(2013年)。