いまよう【今様】 平安時代中期に和讃(わさん)(仏(ほとけ)の徳(とく)をたたえた七五調の歌)からうまれたといわれる歌謡(かよう)。今様歌の略(りゃく)。白拍子(しらびょうし)(当時の,歌舞(かぶ)を歌い演(えん)ずる遊女)や遊女によって歌われ,人々に愛唱(あいしょう)されたが,しだいに宮廷(きゅうてい)の宴席(えんせき)にもちこまれて貴族(きぞく)の間に広まった。◇今様とは「当世(とうせい)風・現代(げんだい)風」という意味。