イラガ 日本でふつうにみられるガで,果樹(かじゅ)や庭木の害虫(がいちゅう)。年1回または2回発生し,7月(がつ)ごろから秋まで見られる。幼虫(ようちゅう)は短い毒(どく)のあるきょく毛を密生(みっせい)した突起(とっき)があり,人がこれにさされるとはげしい痛(いた)みを感じる。まゆの中で前蛹(ぜんよう)で越冬(えっとう)する。開張(かいちょう):26〜28mm(雄(おす)),27〜33mm(雌(めす))。見(み)られる時期(じき):7〜8月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) イラガ科(か))