インターフェロン 動物の細胞(さいぼう)から分泌(ぶんぴつ)され,ウイルスの増殖(ぞうしょく)を抑制(よくせい)する物質(ぶっしつ)。一種(いっしゅ)のタンパク質(しつ)で,直接(ちょくせつ)ウイルスに作用するのではなく,細胞(さいぼう)に作用してウイルスの増殖(ぞうしょく)を阻害(そがい)する。多くのウイルスに有効(ゆうこう)で,ウイルスによる病気の特効薬(とっこうやく)となる可能性(かのうせい)が高く,ウイルス性疾患(せいしっかん)やがんの治療薬(ちりょうやく)として期待(きたい)される。