インフルエンザ ウイルスが呼吸器系(こきゅうきけい)に感染(かんせん)することによる急性疾患(きゅうせいしっかん)。別名(べつめい)流行性感冒(せいかんぼう)。高熱(こうねつ)・せき・たんを主症状(しょうじょう)とし,呼吸器(こきゅうき)・消化器(き)の炎症(えんしょう)をおこし,ときに神経系(しんけいけい)にも影響(えいきょう)をおよぼし,頭痛(ずつう)・不眠(ふみん)や,意識(いしき)の混濁(こんだく)などをおこす。インフルエンザウイルスはA・B・C型(がた)などに分けられる。A型(がた)は大流行をおこすことがあり,香港型(ホンコンがた)やソ連型(れんがた)もこれにふくまれる。