いんよう【陰葉】 光の弱い場所での生育に適応(てきおう)した植物の葉。同じ種(しゅ)でも生育場所によって,陰葉(いんよう)をつけたり陽葉をつけたりする。また同じ個体(こたい)でも樹冠(じゅかん)や南側(がわ)では陽葉,下枝(えだ)や北側(がわ)では陰葉(いんよう)となる。◇陽葉にくらべて質(しつ)がうすく,さく状組織(じょうそしき)や海綿状組織(かいめんじょうそしき)の細胞(さいぼう)の葉緑体数も少ない。対陽葉(ようよう)