ウイルスせいかんえん【ウイルス性肝炎】 ウイルスの感染(かんせん)によっておこる肝臓(かんぞう)の炎症(えんしょう)。おもなものにA・B・C型(がた)の3つがある。A型肝炎(がたかんえん)は,水や食物などから感染(かんせん)する急性肝炎(きゅうせいかんえん)で,発熱(はつねつ)などかぜににた症状(しょうじょう)がおこり,40日ほどでなおる。B型肝炎(がたかんえん)は,輸血(ゆけつ)や親から子など血液(けつえき)を通して感染(かんせん)する。幼児(ようじ)期にかかると慢性(まんせい)化しやすいが,大人になってからかかるとなおりが早い。C型肝炎(がたかんえん)は,輸血(ゆけつ)など血液(けつえき)を通して感染(かんせん)し,慢性(まんせい)化しやすく,B型肝炎(がたかんえん)よりやっかいである。