ウミタナゴ 沿岸(えんがん)の海藻(かいそう)のしげった岩場などにすむ海水魚。体は左右に平たく,背(せ)が黒っぽくてうろこにはん紋(もん)のないものと,体が茶色っぽくてうろこにだいだい色の条紋(じょうもん)が入るものとがある。卵胎生(らんたいせい)で,5〜6月に10〜30匹(ぴき)の仔魚(しぎょ)をうむ。釣(つ)り魚として知られ,食用になる。全長(ぜんちょう):25cm。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)南部以南(いなん)の各地(かくち)。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) スズキ目 ウミタナゴ科)