ウンカ カメムシ目(もく) ウンカ科(か)に属(ぞく)する昆虫(こんちゅう)をいう。体は小型(こがた)の種類(しゅるい)が多く,10mmをこえるものは少ない。イネ科植物に寄生(きせい)するものが多く,イネの害虫(がいちゅう)として有名な種類(しゅるい)をふくむが,たがいによくにたものが多く,その区別(くべつ)はむずかしい。農業上では,ウンカ科にくわえて,同じような習性(しゅうせい)をもつシマウンカ科やヨコバイ科などの種類(しゅるい)もふくめてウンカということがある。防除(ぼうじょ)には有機(ゆうき)リン殺虫剤(さっちゅうざい)やカーバメート系殺虫剤(けいさっちゅうざい)が用いられる。