うんりゅう【雲粒】 雲をつくっている,きわめて小さい水滴(すいてき)または氷の粒(つぶ)(氷晶(ひょうしょう))。「くもつぶ」ともいう。大きさは直径(ちょっけい)2〜40μm(マイクロメートル。1マイクロメートルは1000分の1mm),1cm3あたりの数は100〜400個程度(こていど)である。雲粒(うんりゅう)は気温0℃以上(いじょう)では水滴(すいてき)であるが,0℃以下(いか)でもこおらない過冷却(かれいきゃく)した水滴(すいてき)の場合もある。気温がひくくなるほど氷晶(ひょうしょう)が多くなる。コーチ 雲粒(うんりゅう)に太陽光や月光があたると,かさなどの光学現象(げんしょう)が見られる。