えいせいしゃしん【衛星写真】 人工衛星(えいせい)によって撮影(さつえい)された写真。通常(つうじょう)は地球を撮(と)ったもの。衛星(えいせい)からは,望遠(ぼうえん)レンズをつけて撮(と)られたふつうの写真のほか,赤外線写真・レーダー映像(えいぞう)・ビデオ映像(えいぞう)などが撮(と)られている。これらのデータから,人間が容易(ようい)に行けない地域(ちいき)の鉱物資源(こうぶつしげん)や植物の分布(ぶんぷ),海洋気象(きしょう)・雲の高度分布(ぶんぷ)などの観察(かんさつ)ができるようになった。これらの観察(かんさつ)を行っている人工衛星(えいせい)には,ランドサット衛星(えいせい)・スポット衛星(えいせい)などがある。