えいらくせん【永楽銭】 中国,明(みん)の永楽帝(えいらくてい)が1411年から鋳造(ちゅうぞう)した銅銭(どうせん)。永楽通宝(えいらくつうほう)ともいう。室町(むろまち)時代,勘合貿易(かんごうぼうえき)で他の銅銭(どうせん)とともに日本に輸入(ゆにゅう)されたが,良質(りょうしつ)で最(もっと)も多くもちいられたため,明銭(みんせん)の代名詞(だいめいし)となった。