えいらくてい【永楽帝】 (1360〜1424)中国,明(みん)朝の全盛(ぜんせい)期をきずいた第3代の皇帝(こうてい)(在位(ざいい)1402〜1424)。クーデターで,おいの建文帝(けんぶんてい)をたおして即位(そくい)。中央集権体制(しゅうけんたいせい)を強化し,首都を南京(ナンキン)から北京(ペキン)にうつした。多くの遠征(えんせい)をして,北はヘイロン川(アムール川)から南はアンナン,西はチベット・青海(チンハイ)方面まで領土(りょうど)を広げた。◇中国最大(さいだい)の百科事典(じてん)『永楽大典(えいらくたいてん)』2万2877巻(かん)を編(へん)さんさせた。コーチ 鄭和(ていわ)がひきいる大艦隊(かんたい)を海外に送って,明(みん)の力を示した。