えきじょうかげんしょう【液状化現象】 地震(じしん)の振動(しんどう)で地中の土砂(どしゃ)が液体(えきたい)のようになり,水と一緒(いっしょ)に地表へふきだす現象(げんしょう)。地下水を多くふくんだ砂地(すなじ)の埋(う)め立(た)て地(ち)や河口(かこう)の低地(ていち)などにおきやすい。地盤(じばん)が液体(えきたい)のようになるので,その上にある建物(たてもの)などはかたむいたり,うきあがることがある。コーチ 新潟地震(にいがたじしん)(1964年)のときに鉄筋(てっきん)コンクリートの県営(けんえい)アパートが横だおしになったことなどから,液状(えきじょう)化現象(げんしょう)が注目されるようになった。