えきしょうテレビ【液晶テレビ】 ブラウン管(かん)のかわりに液晶(えきしょう)を用いたテレビ受像機(じゅぞうき)。液晶(えきしょう)は電圧(でんあつ)や温度が変化(へんか)すると,その部分の分子配列が変化(へんか)して光が通りにくくなる。この性質(せいしつ)を利用(りよう)したもので,原理的(げんりてき)には電卓(でんたく)の文字盤(ばん)と同じ。白黒テレビは1982年に,カラーテレビは1984年に登場した。◇当初(とうしょ)は色ムラや表示速度・輝度(きど)などに難点(なんてん)があったが,新しい方式の液晶(えきしょう)が次々に開発され,近年は鮮明画像(せんめいがぞう)の大型(おおがた)の液晶(えきしょう)テレビも登場している。