(1847〜1931)アメリカ合衆国の発明家。ほとんど学校教育を受けず,新聞販売・電信手の仕事をしながら,余暇をつねに実験についやし,1868年に電気投票記録器,翌69年には株式相場表示機を発明。発明で得た資金をもとに,以後は発明に専念。印刷電信機,自動電信機,四重電信機,ベルの電話を改良した炭素送話器(マイクロホン),白熱電球,映画の撮影機,映写機,蓄電池など,多くの分野に発明をのこし,その特許は1300以上にのぼった。また,電灯を企業化するため,発電から送電・配電・電灯にいたる全システムを創造,世界最初の中央発電所と電灯会社をつくった。白熱電球のフィラメントに京都府八幡市産のタケを使ったことは有名。