バルト3国のうち最も北にある国。政体は共和政で,元首は大統領。首都タリン。バルト海東部,フィンランド湾とリガ湾に面する平地にあって,気候は寒冷。主産業は農業と工業。オイルシェールを原料とする化学工業のほか,鉄鋼・機械・繊維・食品工業が発達し,農業は大麦・ジャガイモ・果樹を栽培,酪農などの畜産がさかん。紀元前からエストニア族が定住したが,その後周辺の国などによる支配がつづいた。1940年にソ連(当時)に併合され,1991年ソ連から独立。2004年,EU(ヨーロッパ連合)加盟。面積:4.5万km2,人口:134万。
国名の由来
国旗の由来
青は空を,黒は大地を,白は冬の雪を表す。黒は国の悲しい歴史,青は希望,友情,団結,白は明るい未来と真面目さをも表している。