えだがわり【枝変わり】 植物体のある枝(えだ)だけ,ほかの部分とちがう形質(けいしつ)のものになる現象(げんしょう)。成長(せいちょう)点の細胞(さいぼう)に突然変異(とつぜんへんい)がおこった結果(けっか)で,変異(へんい)した組織(そしき)と変異(へんい)しない組織(そしき)とが混在(こんざい)している場合もある。枝変(えだが)わりが望(のぞ)ましいこととしておこったものは,さし木などでふやせば,優良(ゆうりょう)な新品種(ひんしゅ)をつくることができる。コーチ 二十世紀(にじっせいき)(ナシの品種(ひんしゅ))などは枝変(えだが)わりからつくられたものである。