エノキ【<榎>】 山野に生える落葉高木。葉は互生(ごせい)し,広卵(こうらん)形からだ円形で,目だった3本の脈(みゃく)がある。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。花は淡黄緑(たんおうりょく)色で小型(こがた)。雄花(おばな)は今年枝(し)の下部につき集散花序(しゅうさんかじょ)となる。雌花(めばな)は新しい枝(えだ)の上部の葉のわきにつく。核果(かくか)は広だ円形から球状卵形(きゅうじょうらんけい)で,10月ごろ赤褐色(せきかっしょく)に熟(じゅく)す。高さ:10〜25m。花期:4〜5月。分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・朝鮮(ちょうせん)半島・中国。(被子植物(ひししょくぶつ) バラ目(もく) アサ科(か))コーチ 日本の国(こく)チョウであるオオムラサキの幼虫(ようちゅう)の食草。