えんかどう【塩化銅】

(1)塩化銅(えんかどう)(Ⅰ)CuCl 塩化銅(えんかどう)(Ⅱ)に銅片(どうへん)をくわえ,塩酸(えんさん)中で加熱(かねつ)すると得(え)られる。白色の結晶粉末(けっしょうふんまつ)。空気中で酸化(さんか)されやすく,緑色の塩化銅(えんかどう)(Ⅱ)になる。光により分解(ぶんかい)され,褐色(かっしょく)になる。殺虫剤(さっちゅうざい)・有機合成触媒(ゆうきごうせいしょくばい)・ガス吸収剤(きゅうしゅうざい)などに利用(りよう)される。

(2)塩化銅(えんかどう)(Ⅱ)CuCl2 銅粉(どうふん)を塩素(えんそ)中で加熱(かねつ)すると,結晶(けっしょう)水のない黄褐色(おうかっしょく)の結晶(けっしょう)が得(え)られる。また,酸化銅(さんかどう)や炭酸銅(たんさんどう)を塩酸(えんさん)にとかして濃縮(のうしゅく)すると,結晶(けっしょう)水をもった緑色の結晶(けっしょう)が得(え)られる。

結晶(けっしょう)水のないものは吸湿性(きゅうしつせい)が強く,水にとける。結晶(けっしょう)水をもったものは潮解(ちょうかい)性(せい)があり,水によくとける。酸化剤(さんかざい)・殺虫剤(さっちゅうざい)・消毒剤(しょうどくざい)・媒染剤(ばいせんざい)に利用(りよう)。

コーチ

塩化銅(えんかどう)の水溶液(すいようえき)を電気分解(ぶんかい)すると,陽極(ようきょく)に塩素(えんそ)が発生し,陰極(いんきょく)に銅(どう)が付着(ふちゃく)する。

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