えんさんしょり【塩酸処理】 細胞分裂(さいぼうぶんれつ)を観察(かんさつ)する際(さい),材料(ざいりょう)の組織(そしき)をはなれやすくするために,塩酸(えんさん)につけてあたためる処理(しょり)。コーチ タマネギなどの根端(こんたん)の細胞分裂(さいぼうぶんれつ)を観察(かんさつ)する場合,材料(ざいりょう)を前もって10%の塩酸(えんさん)に入れ,60℃で約(やく)1分間加熱(かねつ)する。これによって細胞分裂(さいぼうぶんれつ)の進行がその時点で止まり,組織(そしき)がはなれやすくなるので,あとの操作(そうさ)が容易(ようい)になる。