えんとうはにわ【円筒はにわ】 古墳(こふん)の上に列をめぐらすようにおかれた,円筒形(えんとうけい)のはにわ。円筒(えんとう)の外側(がわ)に粘土(ねんど)でつくられた帯(おび)があり,その間に丸や四角,三角などの穴(あな)が開けられている。儀式(ぎしき)の場所を,他と区別(くべつ)するためにつくられたという説(せつ)が有力だが,古墳(こふん)の土止めのためとみられる。⇒埴輪(はにわ)