おうもんきん【横紋筋】 筋肉(きんにく)の一種(いっしゅ)で,平滑筋(へいかつきん)に対する語。おもに骨格(こっかく)に分布(ぶんぷ)して,体をささえ,運動をつかさどる。顕微鏡(けんびきょう)で見ると,光の屈折(くっせつ)が一様でなく,明暗の横じまが見られる。ヒトの場合,全身の筋肉(きんにく)の大部分をしめ,また体重の約(やく)50%をしめる。ふつう,意思により随意的(ずいいてき)に収縮(しゅうしゅく)させることができるので,随意筋(ずいいきん)に属(ぞく)する。