オオウラギンスジヒョウモン ウラギンスジヒョウモンによくにているが,前羽の形が横に細長く,羽の端(はし)がつき出るチョウ。低山(ていざん)地や山地の草原などにすむ。年1回,6月中旬(がつちゅうじゅん)から羽化を始め,夏には山地や寒冷(かんれい)地をのぞいて,ほとんど見られなくなり,秋になるとふたたび姿(すがた)をあらわす。飛(と)び方はすばやく,ヒヨドリバナやアザミ類(るい)などの草花の蜜(みつ)をすう。食草はスミレ類(るい)だが,卵(たまご)は食草以外(いがい)のものにうみつけられる。開張(かいちょう):60〜75mm。見(み)られる時期(じき):6〜11月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))