オオカミ【〈狼〉】 イヌに似(に)た肉食性(せい)の哺乳類(ほにゅうるい)。北半球に広く分布(ぶんぷ)し,生息地も海抜(かいばつ)4000mに達(たっ)する高地から,寒帯(かんたい)のツンドラ,熱帯(ねったい)の砂漠地帯(さばくちたい),平原や森林地帯(ちたい)などにわたり,さまざまな環境(かんきょう)に適応(てきおう)している。オオカミは各(かく)地方に多くの亜種(あしゅ)があり,それぞれちがった名前でよばれている。(哺乳類(ほにゅうるい) ネコ目 イヌ科)コーチ 日本にもニホンオオカミと北海道に大型(おおがた)のエゾオオカミがいたが,いずれも20世紀(せいき)の初(はじ)めに絶滅(ぜつめつ)したらしい。