オオサンショウウオ 最大(さいだい)のサンショウウオとして世界的(せかいてき)に有名。別名(べつめい)ハンザキ。日本に固有(こゆう)のもので,特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)に指定されている。一生水中にすむ両生類(りょうせいるい)。きれいな谷川の岸辺(きしべ)に穴(あな)をほってすみ,夜,穴(あな)から出てえさをあさる。どん欲(よく)で動物質(しつ)のものならなんでも食べる。体長(たいちょう):50〜150cm。分布(ぶんぷ):本州の中部以南,九州・中国・四国などにわたり,岐阜(ぎふ)県以西(いせい)・三重(みえ)県・広島(ひろしま)県・岡山(おかやま)県・島根(しまね)県・鳥取(とっとり)県など。その他諸(しょ)地方からも知られているが,これは人為的(じんいてき)な分布(ぶんぷ)かもしれない。(両生類(りょうせいるい) サンショウウオ目 オオサンショウウオ科)