オオスズメバチ 日本最大(さいだい)のスズメバチ。秋に出現(しゅつげん)した雌(めす)バチは交尾(こうび)後,モンスズメバチの廃巣(はいそう)内や土中,マツのくさった土中の根の中などで越冬(えっとう)する。翌年(よくねん)4月下旬(げじゅん)に姿(すがた)をあらわし,樹木(じゅもく)の空洞(くうどう),地下の空間などに巣(す)をつくる。秋には巣(す)は最大限(さいだいげん)に発達(はったつ)し,他のハチ類(るい)の巣(す)を集団(しゅうだん)で攻撃(こうげき)し,さなぎ・幼虫(ようちゅう)・働(はたら)きバチ・雄(おす)バチなどをおそって持ち帰り,これを食料(しょくりょう)とする。体長(たいちょう):26〜44mm。見(み)られる時期(じき):5〜11月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)・屋久島(やくしま)。(昆虫類(こんちゅうるい) ハチ目(もく) スズメバチ科(か))